
第68回兼題
『暖冬』・『冬萌』
全投句数: 47 句
選句&選評: 40 票
5点句
| 春水、ぼびん、きとうじん、南美たかし、権ちゃん 選 |
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★ 俳諧味があって良い。特に中七「笑ひこらへて」は今年の冬にぴったり。 (春水)
★ 笑いこらえているというのが俳諧味があって好きでした。まさに暖冬の故に山が芽吹き始めるのを我慢我慢。 (ぼびん)
★ 「ヤラレタ〜!」って感じです。正にその通りですね。参りました・・・・。 (きとうじん)
★ 山笑う春を目前に、どんな笑いかな?と想像すると楽しい句です。暖かい冬だからこそ笑顔が出るのでしょう。俳諧味を頂きました。 (南美たかし)
★ 今年の冬は暖かでした。きっと山もがまんして本当の春を待っているのでしょう。とても楽しく面白い句です。 (権ちゃん)
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◆ 「山笑ふ」の応用は面白いと思いましたが、「暖冬」では理屈っぽいと思います。 (軟骨)
◆ 春の山を表す「山笑う」の表現を踏まえた句だとは思いますが、そうなると、「山笑う」と「暖冬」の重なりが気になります。表現自体は面白くて好きですが(^-^; (まほろ)
◆ うまいなぁー。「へ」と「を」も好みだなぁー。 (ザッパー)
◆ 技ありの一句ですね。唸ってしまいました。 (黴円)
◆ ウイットがありますね。ただ暖冬まで言うと少し説明しすぎのような気も・・。「笑ひこらへてをりし山」だけでも、季語として十分成立するのでは(自信はありませんが)と思いました。 (猫じゃらし)
◆ 一読して面白いと思ったけれど、上五と中七下五が「だから」で繋がってしまっている感じがして頂けませんでした。 (みかりん)
◆ ユーモラスでいいですね。これって季重なりになるんでしょうか?というところが気がかりでした。 (とりとり)
◆ 山笑ふのアレンジがおもしろい捉え方だと思いました。 (ポメロ親父)
◆ こういう手もあったんですね! (マイマイ)
◆ 「山笑ふ」という春の季語を意識した句ですよね。情景もよくわかりますし、季重なりとも言えないですし…。 こういう使い方は、どう考えたらいいのですか?どなたか教えてください。 (暇夢鶴)
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| 水、稲穂、漫歩、猫じゃらし、ぽぽんた 選 |
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★ 離れて座る二人?の年代、関係等に思いをめぐらせました。 (水)
★ どことなく、距離感を感じているのか。それとも、初デートなのか?そこにある距離感と冬ぬくしの微妙な暖かさと、あっているとおもいました。 (稲穂)
★ 離れて座るのはお互いの距離感なんでしょう。冬ぬくしだから、あえていちゃいちゃしなくともいい関係とも読めます。 (漫歩)
★ 「離れて座る」がいいですね。夫婦、恋人、恋人未満? 本当はもっと近くに座りたいのかも知れないけれど・・。このべたべたしすぎない関係に、むしろ優しさ・信頼感・安心感をおぼえます。 (猫じゃらし)
★ おばちゃんは、三回目のデートと見た… なんて妄想癖でしょうか? 初々しくて可愛く感じました。 (ぽぽんた)
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◆ ロマンス漂う大好きな一句です。恋の淡さと冬萌えのコラボを感じました。 (こてんぐ)
◆ 冬の観覧車の暖かさなら、離れてのんびり座って景色をみたいものです。納得ですね。 (ぼびん)
◆ プラトニックな関係が新鮮でよろしいようで。 (ザッパー)
◆ 初々しいカップルなのでしょうか。それとも、単に暑苦しかったのか? (黴円)
◆ 寒い日だったらくっついて座るのに、暖かで、ちょっと残念? (とりとり)
◆ いいですねぇ。年輪を重ねた夫婦の様子がほのぼのとしています。「冬ぬくし」だから若いカップルではないと、勝手に思いました。今回の次点です。 (めろめろ)
◆ 若いアブェック(古い)を詠んだ句かな?意外性を狙った句かとも思ったが、MOTTAINAI! (南美たかし)
◆ 離れて座っても、仲良しな二人なんだと思いました。 (ミズスマ)
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4点句
| おはぎ、めろめろ、ポメロ親父、美和 選 |
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★ 学習発表会の劇でしょうか?想いうかべただけで心が温ったかくなりました。「ごめんなさい」の一言が素直に言えない私です。 (おはぎ)
★ 恥ずかしくなるようなお決まりの結末のホームドラマなのに、あの安心感はなんなのでしょう?きっと「水戸黄門」の安心感と同じなのでしょうね。庶民の家庭にはホームドラマのようなドラマチックな出来事が毎週あるわけではありません。むしろ淡々と流れていきます。作者に起こった出来事も、すこし引っかかる物は残ってはいてもそれなりの結末で解決したのです。シナリオ通りに・・・・・・・。「冬あたたか」が自嘲気味の作者の気持ちをよくあらわしていると思います。 (めろめろ)
★ 幼稚園とか保育所とかせいぜい小学校低学年だと思いますが、なかなかほんわかした雰囲気があって良かったと思いました。 (ポメロ親父)
★ 「仲直りして終わる」が良いです。冬なのに暖かいという季感とも呼応して良いです。 (美和)
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◆ 少しつきすぎかなあ、と思いますが、ほのぼのとして好きです。 (とりとり)
◆ 「暖冬」ではなく「冬あたたか」という手ざわりのある季語が、この句にはとても似合っています。ほかほかやさしい句ですね。 (ミズスマ)
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3点句
| 木琴、マイマイ、ラグナ 選 |
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★ しまらない感じがいいです。 うっかり麺がこぼれちゃったりして焦ったり、そういう感覚。冬ぬくしといえばぽかぽかして優しい感じですが、暖冬というとなるほどこういう感じだなと思いました。ちょっと自分を揶揄している感じもあります。 ところであの穴も進化していて、今じゃ麺はこぼれませんね。 (木琴)
★ なんか理由はわからんけどハマってしまいました。あの穴からモアーっとたつ湯気はまさしく暖冬! (マイマイ)
★ この句の焼きソバはカップ麺、近年の地球温暖化と、暖冬、そしてカップ麺との取り合わせが、焼きソバのソースの様に自分の脳に纏わりついて離れない!年長の方には焼きソバに湯きり?と思われるかも知れないが・・・・斬新な発想が小気味いい。 「穴よ」「暖冬よ」と言い放ったところも共感が持てます! (ラグナ)
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◆ 気になる一句です。なぜ、焼きソバ(UFO?)の湯きり穴なのかがよくわかりませんが、読んでうなづいている私が居ます。 (黴円)
◆ カップ焼きそばの湯切り口という目のつけどころは好きですが、「湯きりの穴よ」と呼びかけるほどのものでもないような・・(^ ^ゞ。 (猫じゃらし)
◆ 正直どういう取り合わせなのかさっぱり分からないんですが、なんか憎めないというか、気になって仕方ない句です。 (冴戒椎也)
◆ 「あるある感」いっぱいの句で…(笑)。「暖冬よ」と読んだ後に「ボゴッ」とつぶやいてしまいました。暖冬の夜の感じが伝わってくるし、情景が浮かんできますね(エッ、単身赴任のおまえの姿やろう、って? はい…)。 (暇夢鶴)
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| 悠歩、うそ鳥、瀑 選 |
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★ 幸せいっぱいの句ですね。温かさ、やさしさを感じます。季語と「手のひら」という和語がマッチしているからでしょうか。 (悠歩)
★ 季語がぴったりあっています。ほのぼのとした幸せが伝わってきます。 (うそ鳥)
★ 冬暖かの季語が心地良く合っている句、一番幸せの時間かもしれません。 (瀑)
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◆ 何故だか過酷な境遇も見えてきそうです。子供、特に胎児は大人のストレスを癒してくれますね。 (こてんぐ)
◆ 少しつきすぎかなあ、と思いつつ、実感がこもっていて、好きでした。 (とりとり)
◆ 今春、孫が産まれます。母親の気持ちとしてはこんなんかな〜。共感はするのですが、下五はなんとお読みすれば?リズムがつかめません。 (南美たかし)
◆ 初めて胎動を感じた時の感動は、何ともいえないものでした。冬の暖かさに心が和みます。 (美和)
◆ 胎動と暖か、近い様な気がします・・・・偉そうにスミマセン! (ラグナ)
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2点句
| とりとり、ミズスマ 選 |
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★ ランドセル売り場っていいですよね。特にこのごろのは色とりどりですっかり春がきている感じですね。 (とりとり)
★ 地球温暖化・異常気象などのイメージを含む今の「暖冬」に、カラフルなランドセルがスリリングにつり合っています。 (ミズスマ)
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◆ ほんとスーパーで見たときはびっくりしました。色々あるんですねー。かわいいけど飽きないか勝手に心配してしまいます。冬ぬくしではなく、暖冬というところで作者のちょっと皮肉な視線を感じました。 (木琴)
◆ 今流行のカラフルなランドセルに春への期待感が感じられます。上5を冬ぬくし、冬暖かと切った方が良いかなと思いました。 (瀑)
◆ 「を」が正直良く分からなかったですが、ちょうど良い感じの取り合わせだと思います。 (冴戒椎也)
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| 漫歩、天玲 選 |
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★ 強く言う時はちょっときつく感じられるけど、優しい言葉をかけるときはくぐもってしまうような土佐弁が暖冬と合っているなと思いました。 (漫歩)
★ 暖冬のあたたかさとお国訛の包容力が響きあっていると思いました。 (天玲)
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◆ 土佐ことば、映画やドラマでは威勢のよい言葉という印象がありますが、「ときにくぐもるの」ですね。聴いてみたくなりました。暖冬との取合せもいいと思います。 (猫じゃらし)
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| ネジバナ、風酔花 選 |
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★ 朝餉に限らず、ひとりで食べるご飯は淋しいですよね。 (ネジバナ)
★ だいたいそんなもんだと思います。どんなに家族がいっぱいいても、みんな揃って会話をしての食事をする家庭は少ないと思います。そんな時は 味のりや納豆と会話しましょう! (風酔花)
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◆ でも俳句があるんですよね。 (水)
◆ あたたかい冬なのに、食卓は極北ですね。早く、温めてくれる相手が見つかるといいですね。 (黴円)
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| みかりん、のり茶づけ 選 |
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★ 仮に「暖冬や」だったら頂かなかったと思うが、バリカンの硬質な輝きと春も近いという気分がよく響き合っていると思う。 (みかりん)
★ これは「冬暖し」「ふゆぬくし」と読ませるのでしょうか?「ふゆあたたかし」ではちょっとリズムがわるいような・・。でも、この俳句を読んだときにほのぼのとした情景が目に浮びました。都会ではなく片田舎、たとえば島とかの床屋さんでそこの住民の人達はみんなそこへ通っていて「あそこの娘さん結婚が決まったらしい」とかちょっとした噂話の社交場みたいになっている。三代目に「兄ちゃんも早く腕あげてわしの髪刈ってくれよ」なんて言われてる・・。 (のり茶づけ)
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◆ 代々続く町の床屋さん。明るい店の少し汚れた木の床まで見えるようです。 (悠歩)
◆ 好きな句です。三代目の顔の皺や、シブい笑顔が目に浮かびます。 (黴円)
◆ 中七から先、明るくて働き者の三代目がいいですね! 細かなところまできっちりバリカンを磨いているのだろうな。バリカンのキラキラが例えばですけれど「立春や」とか他のキラキラ感のある季語と組み合わせるともっと際立つ気がするのですが・・。 (木琴)
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| のこな、冴戒椎也 選 |
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★ 危機ってなんの危機だろう。地球温暖化だろうか、それとも目の前にいる人との関係か。 (のこな)
★ この句自体が、頭からずっとまったりした感じで来てるのに最後に「危機」と置いただけでガラリと雰囲気を変えている印象的な句なんですが、それが暖冬というものと暗に繋がってる感じがします。寒がりな僕にしてみたら、寒いより暖かな冬のほうが好きなんですけど、よくよく考えるとそれって地球温暖化という危機なんだよなあ、という感じ。皮肉とか風刺とかではないんだけど、とても心に残る句でした。 (冴戒椎也)
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◆ こちらの危機は尋常じゃないぞ。 (ザッパー)
◆ 最後のひねりが効いていますね。かといってそれほど深刻な感じもしないし。ブラックでからりと乾いたユーモアが好きです。 (猫じゃらし)
◆ 最後がいいですね。でも怖いですね。だいたい今年の暖冬は自然現象というより人工的現象といえますから、なんか人類全体への皮肉の句にも思えてきます。 (木琴)
◆ 「危機」は地球温暖化の事でしょうか?「あくび」と「ぬるいお茶」と並列にしたかった気持ちも分からなくはないですが…うーん…どうでしょう?? (みかりん)
◆ 危機とは地球温暖化のことでしょうか?メッセージのある俳句ですね。 (のり茶づけ)
◆ 「暖冬」・「あくび」・「ぬるいお茶」ときて、いきなり不意打ちのように「危機」ときてドキッとさせられました。うまい! でも、「…あくびとお茶と〜の危機」みたいに、ちょっとだけ、どんな危機か書いてくれてたら選んでたような気がします。 (暇夢鶴)
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1点句
| ザッパー 選 |
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★ 孫を思い出しました。 (ザッパー)
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◆ とても好きな句ですが、若干リズムが間延びしているように思いました。中七が八音だからでしょうか。 (黴円)
◆ 詠まれている題材はとても好きです。最後の「よ」がちょっととってつけたような感じがするのが惜しい気がします。うまく語順を整理するとさらによくなると思います。 (猫じゃらし)
◆ 子どものしゃっくりに乳の香りがしたということと冬ぬくしの安らぎがとてもよいなーと思いました。温かな空気と乳の香はぴったり!忘れたくないすてきな体験です。中八のせいでリズムが伸びてしまっているのが惜しいと思いました。乳の香と出れば赤ちゃんということは分るので推敲の余地はあるように思いますがいかがでしょう。 (木琴)
◆ 中七までは(またか・・・)のパターンでしたが、下五で俄然風景が開けました。しゃっくりの乳の香までしてきます。これは「冬ぬくし」がとても効いているからだと思います。ただ「よ」が良いか悪いか・・・ (めろめろ)
◆ しゃっくりが臭うようにしたほうが面白いかなと思います。 (マイマイ)
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| 芳生 選 |
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★ 馬鹿馬鹿しい言葉の遊びを見事に俳句形式にしている、当会では高い評価のえられそうな一句です。 下から読んでも同じ句になっていたら見事な傑作になったでしょう。 (芳生)
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◆ 言葉遊びが最高にグッドです。 (おはぎ)
◆ こういうのは大好きです。 (マイマイ)
◆ 読んでて舌噛みました! (ラグナ)
◆ カタカナばかりの表現。楽しくて嫌いではないんですが、俳句にしてしまうだけの「興趣」が描かれてないと、やっぱり、「作意」のようなものを感じてしまうのです。皆さんの意見をお聞きしたいところです。 (暇夢鶴)
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| 晃風 選 |
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★ 受験の結果ですね。番号がありますように。 (晃風)
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◆ 自分の番号確認なのか、確認後の気になる人の番号確認なのか、どちらにしても気分は冬萌えでしょう。 (こてんぐ)
◆ 冬萌ですから、きっとあります、合格です! (木琴)
◆ これも、合格発表とは言わないのに状況のよくわかる句だと思いました。冬萌が効いているかは微妙だと思います。適切な季語を探せばいっそう良くなると思いました。 (ポメロ親父)
◆ 受験生の親心分かりますっ! (ラグナ)
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| 暇夢鶴 選 |
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★ 淡々とした語り口調ではあるけれど、決断した人間の強さを感じました。 (暇夢鶴)
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| こてんぐ 選 |
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★ まだまだ、冷気がある中に、ふと気の暖かさを感じさせてくれる一句です。冷たい古墳が対照的で、蛇の殻としたことで冬萌えの確実性が増し、先人達が蘇ってきそうです。 (こてんぐ)
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◆ 古墳の蛇の殻なんて実景でしょうね。冬萌とともに蛇が冬眠から目覚めそうです。 (ぼびん)
◆ 好きな句で迷いました。景が見えるのと、生命の対比が面白い句だと思いました。 (マイマイ)
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| 糸トンボ 選 |
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★ 可愛い孫の為に雛飾りを組み立て、その持つ手のお雛さんに、お孫さんが追いかけ私させてと言って様に見うけました。 (糸トンボ)
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◆ ほのぼのする風景です。ムカシ住んでいた宮古の川岸を(覚えてないけど)思い出します。 (黴円)
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| まとむ 選 |
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★ 春のぬくしだと近い気がしますが、仏像の開眼(薄目だろうけど)と冬ぬくしがあっていると思いました。(うまく説明はできませんが) 夫の彫ったであろう仏像というのも、意外性があって面白いと思いました。 (まとむ)
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◆ 状況がよくわかりませんが、何となくめでたいような雰囲気が伝わってきますが・・・・・合ってます? (黴円)
◆ すてきなご夫婦ですね。第二の人生はこういう厚みのある時間を過ごしたいものです。 (木琴)
◆ やっと完成した仏像、春が近いという季語に合っていると思います。ただ、冬ぬくしが良いのか、どうなのでしょう。 (瀑)
◆ 手彫りの仏像でしょうか。仏像を見つめる夫のまなざし、その夫を見つめる妻のまなざし。亡くなった夫の仏壇の開眼法要という読みもできますね。いずれにせよ、「冬ぬくし」という季語に静かなやさしい愛を感じます。 (ミズスマ)
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| 黴円 選 |
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★ 高校生か中学生の野球少年でありましょう。野球はシーズンオフなのですが、暖冬で待ちきれないんでしょう。早くもシーズンの胎動が踊るような大きな字に表れています。「山根」の文字は、黒い太いマジックで書いてある、と思いました。ところで、山根って誰? (黴円)
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◆ 太いマジックで黒々と名前が書いてあるグローブ。きっと大事なグローブだし、部活一生懸命な子なんでしょうね。そういうグローブを見て冬ぬくしと感じる作者にとっても共感しました。固有名詞「山根」が効いているのかどうかがちょっと気になります。 (木琴)
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| 軟骨 選 |
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★ 「脛の紅き点」が良かったです。寒い感じと、(「耐えている」状態なのでしょうけど)元気という感じが同時に伝わってくる。最初のうちはつき過ぎだと思ったのですが、リアリズムの勝利だと思います。 (軟骨)
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◆ 冬萌ぢゃなくて、萌え萌えしてしまいます。 (黴円)
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| てんざる 選 |
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★ 木造の校舎に暖かさが感じられ 自然に、風景が浮ぶ句でしたので、選びました。 (てんざる)
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◆ 木造校舎には何故こんなに、柔らかな陽光が似合うのでしょう? 何十年か前の光景も見えてきそうです。 (こてんぐ)
◆ 俳句としての情景は申し分ないのですが、光るのは窓自体なのか曖昧なのが残念。 (うそ鳥)
◆ 冬萌と木造校舎の取り合わせが絶妙です!迷いました。 作者は学校の先生なのかな? (ラグナ)
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自分の選評が載っていないという方がいらっしゃいましたら
早急にお知らせ下さい。
※ まほろ選 ※ 匿名で投句を発表した上で選句&選評を募っていますが、私は立場上、どれが誰の句か分かっているということで、選句の票数には数えずに「まほろ選」という形で別にして、選句&選評を紹介させていただきます。 良いと思った句を選んではいますが、あくまでも私自身の好みです(^-^;
※「まほろ選」の句には、互選票数による点数とは別途、 累計点数ランキングの集計時に1点を差し上げます
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古墳という場所は、句材としてよく使われる場所なので、その使い方には気をつけたいところ。 古墳は、古代の権力者の墓であり、“死”というイメージからすると、「冬萌」に相反するように感じるかもしれない。しかし、悠久の年月を経ることで、“死”のイメージは薄れ、神秘やロマンといったものに置き換わっていく。現代においては、そこから“新たなもの”を見出す存在ですらある。 その間にすっかり生い茂った草木の中で、蛇が、ここで脱皮をしたらしい。そういえばもうすぐ、冬眠から覚める頃だろうか。 ともすると、蛇の脱皮という生命活動の痕跡にばかり目を奪われがちだが、その場所である古墳は、もっと長い年月を経て、その存在意義を変えながら、この場所に存在している。 新たな命は、気付かぬ間に紡がれて、受け継がれていくのである。秘められた生命感をじわじわと醸し出している句。
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無点句
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◆ 冬萌ぢゃなくて、萌え萌えしてしまいます。 (黴円)
◆ 自分の娘でないことを祈るのが親心・・・ しかし吾が娘達はミニスカートです。(T_T) (ラグナ)
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◆ 名詞で終わるぶっきらぼうな印象が、固くておいしそうな醤油煎餅を連想させてくれました。ただ、人の姿が見えないので、煎餅だけ縁側でぽかぽかしているのかな〜暖冬と感じている作者が食べているのかな〜とちょっと?でした。 (木琴)
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◆ 冬萌と妊婦。どちらにも小さくとも未来へ向う命だというところで優しい気持ちにさせてくれました。「過疎の町にも」といってしまうと過疎だけど子どもが生まれるんだよ、嬉しいよという説明になってしまうと思いました。単純に例えばですが、冬萌の坂道上る妊婦二人、など(けっして良い例ではありませんが)元気に二人連れ立っている妊婦の様子を描くなどはどうでしょう。 (木琴)
◆ あたたかな感じで面白い句だと思いました。ただ下六は語調が余り良くないかも。他に表現出来るような気がします。 (冴戒椎也)
◆ 産科病院の激減!人事では済まないですよね! (ラグナ)
◆ なんか、ほのぼのする句ですね。ただ、「…にも」が強いようにも思いました。「冬萌や妊婦が二人過疎の町」くらいにして、読者に渡しちゃったら、どうだったんだろう、なんて考えたんですけど…。 (暇夢鶴)
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◆ 「根っこの三代目」はいろいろな解釈ができ、懐の深い句だと思いましたが、「大地」が少し大仰な気がしてスッキリしませんでした。 (めろめろ)
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◆ 親知らずも萌えてきてしまいましたね。しみじみします。 (黴円)
◆ ずいぶん早い親不知歯?普通は二十歳過ぎかな?「萌」の語感と「吾子の歯」の関連付けは評価したい。 (南美たかし)
◆ この句にしようか随分悩んだ程好きな句です。次はホントの「親知らず」になるのかな?(笑) (冴戒椎也)
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◆ 意外性を感じました。頑固爺、意地悪ばぁさんとも思ったのですが、それなりに空間作りをなされている方々の苦労が見えてきました。 (こてんぐ)
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◆ 歯を見せてがじがじ柵をのぼるハムスターに、のどかなんだけどちょっと危うい感じも受けました。 (ミズスマ)
◆ ハムスターの放し飼い? (ラグナ)
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◆ 本場のフラメンコは、さざめくギターが徐々に盛り上がってきて、情熱的に歌い始めたところが、本番です。「好きなん〜だけど〜♪(ちゃっちゃっちゃ)」。 (黴円)
◆ フランメコと冬萌の取り合わせが新鮮でした。 (木琴)
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◆ 「生気」の変換ミスかと思って調べてみたら(失礼!)、「正気(せいき)」という言葉もあるんですね。「産土に満ちる正気…」、スケールの大きな句ですね。 (暇夢鶴)
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◆ 感覚的に(共鳴)したお句でした。 (南美たかし)
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◆ はい、にぎやかな事賑やかなこと。 (南美たかし)
◆ 因果関係が見えて季重なりに無理がある気がします。 (瀑)
◆ 最初見た時は「なんだこの季語盛り沢山な句は」と思ったんですが、良く考えると確かに、暖冬って冬なんだか春なんだか分からない時季なので、冬と春の季語が入り混じったこの句はちょうどそういうことを示しているのだなと思うと、意外と巧みな句なのではないかと感じました。 (冴戒椎也)
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◆ コミカルでちょっと皮肉っぽい感じが好きです。「眠い」は要らないような気が。 (冴戒椎也)
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◆ へ?これって収穫しているおじいさん? それともアンパンマンのキャラ? でもかわいいです! (木琴)
◆ シュ、シュールすぎてよくわからない・・・・・・でも、消極的に好きです。 (めろめろ)
◆ 何か楽しげな感じですが、読みきれませんでした。 (瀑)
◆ 「冬萌えの中に人参」で切って、人参畑の中におじいさんがいると読むよりも、「人参おじいさん」という不思議なおじいさんが立っている方が面白いので、私はそうとりました。 (ミズスマ)
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◆ 景色がとても好きです。ここにいってぼーっとしていたいです。「遊ぶ」でない小鳥の様子をもっと見せてもらいたいです。 (木琴)
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◆ 暖冬のイメージを色でたとえるなら赤かもしれません。舌でころがすとは巧い。飴の赤というリズムがいいです〜。 (ぼびん)
◆ 「飴の赤」が良いですね。「赤い飴」だと急につまらない句になりそう。 (冴戒椎也)
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◆ 末尾の「です」はほとんど一拍ですから、中七「修羅場は予測」などとしたほうがリズムが整うと思います。 (軟骨)
◆ 地球温暖化も修羅場も予測不可能ですね。 (マイマイ)
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◆ 萌える気分が良くわかります。プロポーズされるといいですね。 (黴円)
◆ 大好きな句です。ずっと育ててきた関係が、今日開花(芽吹く)だろう。期待より確信に満ちた句だとよみました。これが「冬萌」の本意かな?とも。 (南美たかし)
◆ 結果をお知らせ下さりませ。 (マイマイ)
◆ 何の予感なのか自信なのか。とりあえず好きな句です。 (冴戒椎也)
◆ 恋する女性の昂揚感が伝わってきました。 で、「冬萌や今週妻が浮気します」でも俳句になるな、なんて変なこと思いついたりして…(笑)。 (暇夢鶴)
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◆ 身につまされるなあ。 (黴円)
◆ 正露丸に絶大なる信頼を置いている私としては無視できない句でした。もっとも正露丸は膏薬ではありませんが・・。 (木琴)
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◆ 季語が動かないか気になりました。12文字のフレーズは好きです。 (みかりん)
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