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第28回兼題
『山粧う』・『秋の宿』

全投句数:36句  選句&選評:40票


天 5 点句
綾川うそ、加奈子、灯馬、漫歩、木琴 選
客の手に子をゆだねたる秋の宿 陽だまり
★山里の夫婦で営む旅館、人懐っこい2歳位の男の子
裏の谷川の水音、厨房では近所のお手伝いさんの声頻り (綾川うそ)
★この句を選ばせていただきました。 自分の子供を客の手にゆだねるという、客を信頼している行為や親しみさが、とても出ていると思います。 秋の宿ということで、さわやかさも一緒にでています。 (加奈子)
★お盆を過ぎると、お客さんが家に来たり、逆にお客さんになったりする機会もぐっと減りますよね。 秋も深まって、夜のさみしさ・静けさが心に沁みる頃に、久々のお客さんは嬉しいもの。 うちの中がいつもより明るく賑やかになって、・・・なんてことを感じた子供の頃を懐かしく思い出しました。 お客さんの前でついつい調子に乗りすぎて、翌朝親に叱られたり。 (灯馬)
★子を人の手にゆだねる行為はある程度の大きさが想像できる。 小さすぎると人見知りするし、大きすぎると重すぎて風情もない行為となってしまう。 その程よさが秋の宿ならではの出会いのような気がする。 (漫歩)
★生まれたばかりの赤ちゃんを想像しました。
お客さんもきっとこの子を見にいらしたのだろう。
ゆだねられた客の笑顔と、それを見つめる赤ちゃんのお母さんやおばあちゃんの優しい目。
秋の宿というとつい風流な情景を思いつくのですが、こういう瞬間が秋らしい充実感となって宿を秋で満たすのかな、と感じ入りました。 (木琴)

藤乃上 翠、ふじばかま、みかりん、美和、むかご 選
山粧う空は離れていくばかり マリン
★見事に粧う山々の向こうの空に想いを馳せる作者の浪漫に共感しました。 (藤乃上 翠)
★私もそう思う。秋の晴れやかな景色が見えてきて好きです。 (ふじばかま)
★紅葉が鮮やかになっていく。その時間の経過の中で、空がどんどん高くなっていく。 そのことをさりげなく上手に詠んでいていい句だなと思いました。 (みりかん)
★離れていく空は、ずんずん高くなっていく空なのだと思いました。山装う頃の空を言い得て妙です。 (美和)
★紅葉の山道を登って行くのだけれど、登っても登ってもいつまでたってもあの空は近づくどころか、 かえって更に遠くなるばかりのような気にさえなってくる。
それだけ秋の空は高く、晴れ渡って澄んでいるのだ。 (むかご)
◆山登りに来た帰りでしょうか、日常の生活を思うと空が遠くなっていくなぁ、と淋しがっている感じがよく出てますね。 (冴戒椎也)
◆離れていく空が「は」という言葉により、はかなく悲しい気持ちになります。
秋は、離れていく空にまた趣があり、粧う山とのコントラストが絶妙になると思うので「離れていくばかり」では本当に離れすぎていくと思います。 言葉の問題かなぁ・・・・・・?
でも、イメージ的には大好きです。 (めろめろ)

● 4 点句
暇夢鶴、ポメロ親父、三津浜わたる、睦 選
山粧うプレハブ小屋の十字旗 まほろ
★山が色づき始めているところに、工事現場の緑色の安全旗が立って...。 山間の工事小屋は今は静かだが、夕方になれば、仕事を終えた男たちのざわめきに満ちる。 静けさと、その後に来るざわめきの色や匂いが想像できるようで、心に残りました。読み過ぎかな、と自分でも思うのですが...。 (暇夢鶴)
★山の中の工事現場の情景ですね。 自然林の中に何を作っているんでしょう。 道ができると行きやすくなって助かりますが、どうしても自然破壊は進んでしまいます。 (ポメロ親父)
★山奥の工事現場なのでしょう。 紅葉に彩られた山の切り開かれた場所に、ひっそりと建てられている小屋とそこで生活している作業員の様子などが想像できて好きでした。 (三津浜わたる)
★紅葉狩りにドライブしていると、やたら工事現場がありますよね。 メロディーラインを走っていても、夏は海の方に視線がいきますが、秋になり山側に向くようになるとそればかりが目につきます。 少し涼しくなり現場の仕事をがんばっている男たちが見えてきます。 (睦)
◆工事の現場事務所でしょうか。赤や黄色に色づいた山の中に、灰色の無機質な感じのプレハブが見えるようです。 (コスモス楽園記)

● 3 点句
おうしあ、ネジバナ、山蜜柑 選
秋の宿ふみを書き終え灯り消す 風酔花
★即きすぎといえば即きすぎなんですが、旅先で書く便りに、充実した時を感じました。 (おうしあ)
★旅先での手紙は誰に宛てた手紙なんでしょうか・・・
旅先からの便りが届いたら嬉しいですよね。 (ネジバナ)
★一人旅でしょうか。秋のイメージに合っていて、寂しさも感じられますが、静かに心落ち着く感じが好きです。 (山蜜柑)
◆情景は良く分るのですが、二段構造の句と言うふか説明っぽい感じがします。 (山野遊造)

猫じゃらし、マイマイもどき、山野遊造 選
投げ出せる蹠を秋の宿の風 美和
★一見地味ですが、細かいところまで神経の行き届いた句という印象を受けました。
「秋の宿の風」という言い回しや「蹠を」の「を」の使い方が上手ですね。 (猫じゃらし)
★蹠というのが具体的でそこに意識を集中すると意外なおかしみが湧いてくる気がします。 (マイマイもどき)
★バスに揺られてやっと着いた山の中の温泉宿、荷を解き、湯から出て浴衣に着替え、 窓を明けて手足を伸ばして寛いでいる様子が良く表現されていると思います。 (山野遊造)
◆「蹠」、あしうらでいいんですよね(汗)。だったら、「投げ出せる蹠に風秋の宿」としたらいかんのかな、と思ったんですが。 (暇夢鶴)

● 2 点句
風酔花、星 選
秋の宿ひとつふたつとランプの灯 むうん
★ランプの宿に遊んだことがありました。ランプは良いです。 (風酔花)
★ランプで山小屋と 思いました。山男山女達が見晴の良い山小屋に到着して 次々点る灯。 静かな夜長。星の瞬きまで見えてくる素晴らしいお句だと思います。 (星)

コスモス楽園記、まとむ 選
山粧う靴の中には土踏まず ミズスマシ
★土踏まず」って、足の裏の窪んだ所ですね。作者の心の中にも、「土踏まず」のような暗い影の所があるような気がしました。
山は紅葉に彩られ華やかなのに、自分の心はどこか重くて晴々となれない…、そんな切なさを感じます。 (コスモス楽園記)
★遠景(紅葉しているであろう山)から近景の靴その中の土踏まずへと焦点が絞られていき、 視覚から足の裏への感覚へと移っていったところが良かった。 中七だけで紅葉狩りに行っていることも想像できる。 (まとむ)
◆土踏まずへの飛躍がたまりません。 (美和)
◆迷った句です。発想が良いと思います。
上手な句だと思います。 (山野遊造)

灰色狼、めろめろ 選
姿見の中に端座す粧う山 みかりん
★お化粧中の姿見の中で、作者と一緒に化粧をしたようにほんのちょっと見える山の風景がいいですね。
あと、端座という言葉も効いていると感じました。 (灰色狼)
★類想はかなりあるように感じますが、「端座す」が決りました。
端座す、というからにはイメージとして連山ではないと思います。
おめかしして(和装)お出かけするときの姿見の端に、どて〜んと一山が存在を示すごとく居座っています。
その山と、家族の中心であるところの揺るぎのないご自分の姿がダブって見えます。 (めろめろ)

如月、きとうじん 選
わが顔のつるんとぬけし山粧ふ まとむ
★つるんとむけし だったらパックしたのかなと思いましたが、ぬけし、というところでセーターでも着ているのでしょうか。 私的には前者の方が好きでしたが・・・ (如月)
★夏から秋への季節の移り変わりを「つるんとぬけし」で見事に表現されてると思います。 (きとうじん)
◆これはパックをしておられたのでしょうね。おもしろい表現です。 (猫じゃらし)

さち、一人 選
五鹿の装束を干す秋の宿
★ひなびた様子の美しい和の色彩が飛び込んできました。柿の木や高い空まで見えてくるようです。 私の父も若い頃雌鹿を舞っていたそうです。郷愁を感じました。 (さち)
★南予をドライブした日のことを思い出した。
宇和海に突き出した半島には多くの入り江がありそこには必ず小さな神社があって祭りののぼりがはためいていた。 五鹿はそんな小さな共同体の祭りの行事。
ふだんコンビニにしゃがんでいる中学生がこの日ばかりはりりしく見えた。
実のところ私はあの日以来少し壊れてしまったのだが。 (一人)

のり茶づけ、陽だまり 選
秋の宿座敷わらしもいるんです 猫じゃらし
★座敷わらしが居ると言うことは古いお屋敷なのでしょうか、 久しぶりに誰かお客さんが訪ねて来て、「あら、お孫さんがいらっしゃるのですね」なんて・・・。 (のり茶づけ)
★座敷きわらしに会いたい、なってみたい! (陽だまり)
◆・・・しかも、写真に撮ると「写ルンですよね」、おかっぱ頭のお譲ちゃんが・・・ (きとうじん)
◆他にもいろいろ出てきそうで、一度行ってみたいです。 (コスモス楽園記)
◆他にも何か居るんでしょうか(笑)。この秋の宿ちょっと行ってみたいです。 (冴戒椎也)
◆ユーモラスな感じがすきです。 (藤乃上 翠)
◆始め何でと思っていたのですが、アルコールを入れてじっくり鑑賞していると味わいが出てきて・・俳句って楽しいですね。 (メイプル)

● 1 点句
冴戒椎也 選
山粧い土曜休日奪はれる 灰色狼
★余りに秋の山が綺麗なもんだから、休日は凡て山にかかりっきりっていう「嬉しい悲鳴」的な感じがいいですね。 (冴戒椎也)
◆家庭サービスもたいへんですね。お疲れ様です。 (コスモス楽園記)
◆作者はよほどの山好きの山男か山女か、、、。 (藤乃上 翠)

石丸 風信子 選
銀婚の無口の夫や秋の宿 ふじばかま
★無口な夫が居て作者が居る、銀婚まで連れ添えば、言葉少なでもお互いの気持は十分伝わるのか。静かさに、寂しさのますます深まる句。 (石丸 風信子)
◆無口な夫でもいいし、夫はそう無口でもないんだけど妻がしゃべり続けて・・・、とも読めそうです。「秋の宿」と「無口な夫」がよくあっていますね。 「またしばし妻とふたりの秋の宿」も同じような句ですが、夫婦の顔が見えるという意味で、こちらの方が好きかな、と思いました。 (暇夢鶴)
◆歳を重ねると男は皆無口な振りをし始めるものです。少なくても嫁の前では・・・ (きとうじん)
◆とても好きな句で迷いましたが、繰り返し読んでいるうちに、「の」が重なっているのが気になりました…。 (睦)

りょうちゃん 選
履きなれし山靴ならぶ秋の宿 木琴
★私も時々、山に登るもんですから、パッと情景が浮かびました。 山靴についた土とか、どこかに挟まっている紅葉も見えそうな気がしました。 (りょうちゃん)
◆パッと絵が浮かびます。山の宿のざわめきが聞こえてきそうです。 (暇夢鶴)

晃風 選
秋の宿眠る黒髪腕まくら 慰夜漢
★熱海かそれとも鬼怒川温泉か? 何か不倫の匂ひがします。願望です。 (晃風)
◆情景は想像できるんですが、宿・黒髪・腕まくら、と、上5中7下5すべて「体言(名詞)止め」になっているので、 気持ちの流れが途切れるような気がしましたし、ちょっと説明し過ぎかな、と思ったのですが。 (暇夢鶴)
◆夫婦にしては微妙に色ぽいし・・・でも若くもない様な。 (きとうじん)
◆妙に色っぽいですね。何故か秋の宿という言葉から不倫とか、そういうのを連想してしまいました。 (灰色狼)

メイプル 選
秋の宿十二ピースの窓硝子 石丸 風信子
★窓硝子に写る様々な色の紅葉。その部分だけが色鉛筆で描かれたジグソーパズル。 そんな光景が光景が目に浮かびました、無条件に好きです。 (メイプル)

縁 選
日常をすべて忘れて秋の宿 メイプル
★都会の喧騒をはなれて耳を澄ませば小川のせせらぎ、虫の声が聞こえてくるようです。 心身ともにリフレッシュできそうで、私が今一番行ってみたい所かも知れません。 (縁)

むうん 選
秋の宿娘の尻に黄色の尾 冴戒椎也
★「黄色の尾」っていうのが、最初は単純に黄葉した葉っぱを付けてるのかなと思ったのですが、 ひょっとしてキツネ…? なんて考えたら楽しくなりました。 (むうん)
◆小さな娘さんかな、それとも、お父さんが「お尻に何かついてるよ」という言葉を飲み込んでしまうような思春期の娘さんかな、 とか、いろいろ考えながら読みました。 (暇夢鶴)
◆あっ狐が化けていたのか、とすればここは注文の多い女狐亭。愉快愉快。 (メイプル)
◆朝起きたら、野原のど真ん中だったりして・・・・・・・・・・ (めろめろ)
◆ほんとにこんなことあったら面白いのになー。突然温泉に行きたくなりました。 (木琴)
◆近頃は、都市部にも狐や狸が出没するとか。
ましてや山の中では!でもこれは狐ですね。ご用心! (山野遊造)

マリン 選
ビーナスとウデを探して秋の宿 山野 遊造
★そ、そうだったのか・・・やっぱり、ビーナスも本当はウデを探したかったのね・・・なんて、思わず考えてしまった句でした。 「て」は、気になりますが、きっと、作者も「ウデ」のような大切な何かを探したくて、旅に出たのでしょうね。 (マリン)
◆これは「と」なのでしょうか? もしかしてビーナス「の」ウデでは?
違っていたらごめんなさい。「の」であれば、とてもドラマチックで素敵な句であると思いました。「と」だと私には難解。 (木琴)

※もし、自分の選評が載っていないという方がいらっしゃいましたら早急にお知らせ下さい。

※まほろ選

匿名で投句を発表した上で選句&選評を募っていますが、私は立場上、どれが誰の句か分かっているということで、 選句の票数には数えずに「まほろ選」という形で別にして、選句&選評を紹介させていただきます。
ということで、良いと思った句を選んではいますが、あくまでも私自身の好みです(^-^;
※「まほろ選」の句には、互選票数による点数とは別途、累計点数ランキングの集計時に1点を差し上げます

銀婚の無口の夫や秋の宿 ふじばかま
夫が無口なのは、決して仲が悪いわけではく、寡黙なだけ。 そんな夫と暮らして25年。妻は、夫が何も言わずとも、考えている事が手に取るように分かる。もしかすると、夫の寡黙は照れ隠しなのかもしれない。 夫婦のあり方、幸せの形はそれぞれ。この夫婦にとっては、これが一番良い形なのだろう。
「秋の宿」は、これからも変わらぬ関係が続いていくことを想像させる。 ちょっと控えめな妻の幸せな表情が浮かぶ。


●無点句
濡れ縁にきしむ板あり秋の庵 かず
◆いい情景だと思うのですが、そこにいる人間の姿が想像できないような気がして、もの足りなさを感じました。 (暇夢鶴)
煙突の煤を払いて秋の宿 きとうじん
◆「払いて」は、「〜して〜」という表現が少し気になるので、「払うや」で切る表現の方がいいのでは、と思いました。 (みかりん)
玄関の引き戸軽やか秋の宿 山蜜柑
◆引き戸ってお天気で微妙に重さが違いませんか? 引き戸軽やかで秋のすがすがしいお天気を思い浮かべました。 (のり茶づけ)
◆秋の乾燥した空気の中、木も乾燥してすべりも心も軽くなります。
でも、玄関と引き戸は少しわかりすぎるかなと思います。
「玄関の」を たとえば「早起きの」ではどうでしょうか。 (めろめろ)
ひと夜寝てひとつ咲きけり秋の宿 一人
◆名作『風の盆恋歌』を思い出しました。 ひとつ咲いたのは「酔芙蓉」で季重なりを避けてこうしたのかな、とも思いましたが、もうちょっと説明がほしかったような気もします。 (暇夢鶴)
◆言いたいことはわかるし、詠まれている内容も好きなんですけど。 「ひと夜」に対して「ひと花」「ひと色」のような数字+名詞の形を持ってくると、よりリフレインの効果が生きてくるように思いました。 (猫じゃらし)
秋の宿脛の傷みせぬ独り者 のり茶づけ
山粧う相手のいない糸電話 漫歩
◆不思議な感覚に陥りました。 (きとうじん)
◆「糸電話」というものに何かを託したかったのだと思うのですが、上五の「山粧う」との関わり具合が、私にはわかりにくかったです、 (みかりん)
茶羽織の色は紺なり秋の宿 コスモス楽園記
宿題のキャンパスのなか山粧う 藤乃上 翠
◆「キャンパス」は、大学などの構内の意味になるので、絵画の方でしたら、 「キャンバス」または「カンバス」がいいのではないでしょうか? (みかりん)
祖母逝きて思い出だけ住む秋の宿 空菜
◆「思い出だけ」では抽象過ぎるかな、と思います。
思い出をもうちょっと具体化した言葉で表現したらいいかもしれないかな、と思います。 (祖母逝きて残る表札秋の宿)とか・・・・・すみません、よくわかりません(^^)。 (めろめろ)
またしばし妻とふたりの秋の宿 むかご
◆いいような、悪いような、とにかくなんとも言えぬ風情が漂って おります。 (きとうじん)
山粧ういつもの顔への帰り道 暇夢鶴
◆これも山登りからの帰りですよね。ちょっと分かりやすすぎる感じもしますが、何となくその後のお土産話まで浮かぶようです(笑)。 (冴戒椎也)
◆中八が少し気になります。「山粧ういつもの顔へ帰る道」ではいかがでしょう。 (猫じゃらし)
パレットを洗わぬごとし山粧う ネジバナ
◆「ごとし」は難しいですね。紅葉の山を喩えた表現としては、類想がありそうです。 (暇夢鶴)
◆赤、茶、黄、ほんの少しの緑、スケッチ中のパレットの中は既に秋の山の風景になっている。そんな風景も見えました。 (灰色狼)
◆小学校の図画の時間を思い出しました。
確かにそんな感じでした。(ごとし)が気になりました。 (山野遊造)
源流の瀬音に涌く湯秋の宿 ポメロ親父
夫呉し博多人形山粧ふ 如月
◆やさしい御主人ですね〜。博多人形のあでやかで、けれどどこか愁いのある姿が「山粧ふ」という季語によく合っていると思いました。 (猫じゃらし)
天馬舞ひ装ふ山に着地せり 晃風
山粧う脱藩の道駆け抜ける さち
◆臨場感溢れていていいですね。 (きとうじん)
雨漏りの後の雨音秋の宿 めろめろ

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